蓮根、南瓜、大根…冬至に食べると運気を呼ぶ食べ物の“共通点”
今年も残すところ1カ月半となった。行事が続く年末だが、過ごし方次第で開運につなげられるという。おうち時間が増えた今こそ、改めて見直してみては?
「昔から伝わる日本の行事は、その多くが“家族の幸せを願う気持ち”を表したもの。たとえばおせち料理に縁起物が詰まっているように、日本には“見えない思い”を物事にたくす奥ゆかしい文化があります。日本の行事は『幸せになってね』という心を“見える化”した愛情表現と言えるのです」
そう語るのは、和文化研究家で、All About「暮らしの歳時記」ガイドの三浦康子さん。
日本古来の行事は神様との関わりが深く、私たちの運気にも大きく関係しているという。
「行事は繰り返される文化なので、毎年『思い出ボタン』が押されて記憶がよみがえります。自分の子や孫と一緒に行うと、思い出や愛情が次の世代へと受け継がれます。
家族とともに幸せを願うことで、家庭に幸運を招いてくれるのです」(三浦さん・以下同)
1年のうちでも、年末は行事が特に立て込むシーズンだ。
「たかが行事、されど行事。一つひとつの行事の本質をきちんと理解して行うことで、深みも幸せ度も格段に違ってきます」