2021年12月22日 11:00
退職金でローンの一括返済はNG!コロナ時代の住居費新常識
想像だにしていなかったコロナ禍で私たちの「常識」はことごとく変わってきましたが、お金だって例外ではありません。新しい時代の「お金の常識」をしっかり身につけて、来年こそお金を貯めよう!
「コロナ前は当たり前だったお金の使い方が、ウィズコロナの時代にはそうではなくなるなど、お金にかかわる価値観がガラッと変わりました。こんなときだからこそ、変化に対応して“負けない家計”を作りましょう。今は生活がキツいかもしれませんが、できることはたくさんあるはずです」
そう話すのは、『こんな時代でもラクラク貯金ができる!○×でわかるお金の正解』(KADOKAWA)の著者で、家計再生コンサルタントの横山光昭さん。
固定費の中でも大きな比重を占めるのが、「住居費」。この金額が大きすぎると家計を圧迫してしまい、ほかの支出を抑えても、お金が貯まらない状態になってしまう。
「住まいに対する考え方は人それぞれだと思います。ですが、『貯蓄する』という観点からいうと、住居費の理想的な割合は、『手取り収入の25%以下』です。
たとえば、毎月の手取りが30万円の人であれば、月々7万5,000円以下となります」(横山さん・以下同)