くらし情報『がんの子どもたちの家族の“第2の我が家”コロナ禍でCF開始』

2021年12月6日 11:00

がんの子どもたちの家族の“第2の我が家”コロナ禍でCF開始

がんの子どもたちの家族の“第2の我が家”コロナ禍でCF開始


「『ふちゅうハウス』の11年の歴史のなかで初めてのクラウドファウンディング(CF)を行った背景には、コロナ禍がありました。

コロナ以前と比べて滞在家族数が減ったものの、収束の時期を待つこともできず、またここの病院でないと治療ができないために、遠方からいらっしゃる患者とそのご家族もおられます。

ハウスはより安全な環境を提供できる家として維持することが望まれますが、運営のための寄付を呼びかけるバザーなどもまったく出来ない状況となったのです」

東京都府中市にある『ドナルド・マクドナルド・ハウスふちゅう』のハウスマネージャーの市辺貴代さんが語る。

小児がんなどの病気と闘う子どもに付き添う家族のための滞在施設であるドナルド・マクドナルド・ハウス。日本では01年に世田谷区に設立されて以降、札幌や仙台、福岡などに11施設があり、ふちゅうハウスは10年3月に7番目の施設として、小児がんの拠点病院である東京都立小児総合医療センターの敷地内に開設された。

全12室を1日1,000円で利用でき、キッチンやランドリーなども整ったハウスは、治療や手術を受ける患者(20歳未満)や家族にとって、そのコンセプトの通り、“わが家のようにくつろげる第二の家”だ。

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