2021年12月10日 15:50
電気・ガス5カ月連続値上げで、契約アンペアの引き下げ考えて
電気・ガス料金の高騰が、年を越えて続きそうだ。’22年1月分の標準的な家庭の電気料金は、東京電力が前月より146円上がって7,631円。1年前より1,300円以上もの値上がりだ。また、北海道電力や沖縄電力では8,000円を超えている。ガスでは東邦ガスがもっとも高く113円上がって6,270円。大手電気・ガス全社そろっての値上げは、5カ月連続となった。
そんな、高騰が続く電気・ガス料金の節約方法について、経済ジャーナリストの荻原博子さんが教えてくれたーー。
■電気の基本料金はアンペアで決まる
値上げの原因は、液化天然ガスなど原料価格の上昇です。
ただ、しばらく変わる見込みはなく、東京ガスの内田高史社長は「今後半年程度は続くだろう」とコメント。これから長期戦で省エネに取り組まねばなりません。電気・ガスの節約術を見ていきましょう。
12月は大掃除をする家庭も多いでしょう。大掃除で窓を拭いたら、断熱シートを貼って冷気をシャットアウトしましょう。エアコンのフィルターも掃除を。エアコンフィルターは月1〜2回掃除すれば、年約860円の節約になります(資源エネルギー庁・以下同)。
昭和の暖房器具もおすすめです。