カギは家族の作戦会議!話題のプロが教える“リバウンドしない”片付け術
プログラム』(ダイヤモンド社)はベストセラーに。「リバウンドなし」というオリジナルメソッドが注目されているのだ。
「コロナのほか、地震や水害など自然災害への警戒も怠ることはできません。ものが多い家は家具が倒壊する危険もあり、水などの備蓄品の置き場も少ないです。家族の安全のために『備えながらきっちり片づいた家』づくりをしましょう」
そう話す石阪さんだが、子育てと介護をしていた時期は「片づけられない人」だったと振り返る。
しかし長男が中学生のとき。忙しくて家が散らかっているさなかに寝坊をし、夏休みの部活に行く長男を慌てて送り出したところ、長男が交通事故に遭ってしまったことが転機に。「命に別状はなかったものの、反省しました」という石阪さんは「どんなに忙しくても二度と散らからない家づくり」を決意。
共感が口コミで広がったのが石阪流だ。
このメソッドでやると決めたなら、今日から合宿に向けた助走期間だと心得よう。まずは不要品を目視で選定することから。
「譲る、廃棄、売る、貸すなど行き先別にシールを貼る作業を。廃品回収の際に間違えて捨ててしまうなどの事故を防ぎます」(石阪さん・以下同)
■リバウンドしない片づけでスッキリ’22年を迎えよう
そして何より大切なのは家族全員の作戦会議だ。