2021年12月21日 11:00
3人に1人が被害…重大事故も引き起こす「イヤホン運転」自転車の危険な実態
実際にイヤホン運転にはどれほどの危険が潜むのだろうか?
12月2日午前5時半すぎ、東京都足立区で歩道を自転車で走行していた男子高校生が、通行人の男性と接触。通行人の男性はぶつかった衝撃で車道に倒れ、2トントラックにはねられて死亡するという痛ましい事故が起こった。
各メディアによると、男子高校生は通学途中で耳にイヤホンを着け無灯火の状態で自転車を運転しており、「前をあまり見ておらず、ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているという。
このニュースを受け、ネット上では「イヤホン運転」が話題に。「イヤホンをつけての運転は危険だから危ない」という声が多い一方、「イヤホンを付けていること自体が悪いわけではない」との指摘も目立った。実際にイヤホン運転にはどれほどの危険が潜むのだろうか?今回は、WEB上のアンケートを通じて、イヤホン運転の実態を探った。
■正面から衝突するケースも……
イヤホンをつけて自転車を運転する人に危険な思いをさせられた経験がある人はどれくらいいるのだろうか?今回の女性自身が実施したアンケート調査では、全回答者のうち37%の人が、イヤホン運転をする自転車に危険を感じたり事故に巻き込まれたことがあると答えた。