くらし情報『美輪明宏が考える、日本人がマスクをきちんとつける理由』

2021年12月30日 11:00

美輪明宏が考える、日本人がマスクをきちんとつける理由

さらに、あの有名な大泥棒・ねずみ小僧も、手拭いで頬被りをしていますでしょ(笑)。

日本にはそういった被り物に対する歴史が昔からずっとあるのです。欧米には、そのような歴史がございません。あっても仮面舞踏会といった程度です。

日本人は、顔を包み隠したり、日常のなかで顔を覆う必要があるときは、ねずみ小僧のように、だいたい手拭いを使っていました。

その現代版がマスクだと思っています。感染者が減少しても、日本人がマスクを着け続けているのは、国民性として、いわば当然のこと。それが外国との大きな違いなのではないでしょうか。


私は毎日散歩をしておりますが、外に出れば、今でもほとんどの人がマスクをしています。保育園でも子どもたちは、ちゃんとマスクを着けていますし、お迎えに来られる親御さんたちも、しっかりマスクをされています。

たまに、マスクをされていない方とすれ違うことがありますが、そういう方はいかにも怖そうな顔で、頑固そうな感じの人ですね。

私は、日本に生まれて本当によかったと思っております(笑)。

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