遺体で見つかった男性の部屋に125匹超のヘビが飼育されていた
米メリーランド州の住宅で、男性の変死体が見つかった。その住宅には、100匹を超えるヘビが飼育されていたと、WRC-TVなどが伝えている。
チャールズ郡保安官事務所が発表したプレスリリースによると、1月19日に「家の中で住人が倒れている」と隣人から通報があり、ドアを蹴破って突入したところ、この家に住む49才の男性が心肺停止の状態で見つかった。
家の中には、所狭しと水槽が置かれており、それぞれに様々な種類のヘビが入っていたという。その中には、毒ヘビも含まれていたようだ。
チャールズ郡動物管理局の広報担当、ジェニファー・ハリスはCBS系列のWUSA-TVに「ニシキヘビ、ガラガラヘビ、コブラ、ブラックマンバなど、125匹にタグを付けた上で収容しました」とコメントした。
同局の責任者エド・タッカーによると、30年以上の取材キャリアの中で遭遇した最大規模のヘビコレクションだとか。最も大きい個体は体長約4メートルのビルマニシキヘビだった。
亡くなった男性はひとり暮らしで、近所の住民も彼がヘビを飼育していたことは知らなかったという。
メリーランド州では、毒ヘビの所持は違法とされているという。遺体に犯罪の痕跡はなく、死因は現在検視官事務所で調査中だと、WRC-TVは報じている。
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