BOY NAMED CHARLIE BROWN(’69)(写真:Album/アフロ)
アニメ『ピーナッツ』で、チャーリー・ブラウンの声を担当した俳優ピーター・ロビンスさんが先週、65歳で亡くなっていたことがわかった。FOX5が遺族に確認したところによると、自ら命を絶ったという。
1965年、人気漫画『ピーナッツ』初のアニメ化作品『チャーリー・ブラウンのクリスマス』が放映された。
本作でチャーリー・ブラウンに声を吹き込んだのが、子役だったロビンスさんだった。その後、声変わりするまで同役を務め続けた。
ロビンスさんは作品を離れてからも、自分の飼い犬に「スヌーピー」と名付けたり、チャーリー・ブラウンとスヌーピーが抱き合うタトゥーを腕に入れたりと、“ピーナッツ愛”を持ち続けていたとNPRは伝えている。
その一方で、ロビンスさんは薬物中毒やアルコール依存症、双極性障害に長年苦しんできた。
FOX5のジャーナリスト、フィル・ブラウワー氏は長年ロビンスさんと親交を持ち、2019年に行われた生前最後のインタビューも担当していた。
当時、ロビンスさんは複数の人を脅迫した罪で刑に服し、出所した直後だったという。