2022年3月2日 06:00
アンガ田中が出川化!嫌われ芸人の好感度が上がるときに必要な要素
アンガールズ・田中卓志(46)の冠番組『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)が4月からスタートすると発表された。
番組はお笑い教育バラエティとのことだが、注目すべきは番組よりもMCである田中の近年の活躍ぶりだ。
田中といえばもともと独特な動作や見た目、そこから醸し出される発言や雰囲気から“キモキャラ”として長くバラエティで活躍してきた。そんな彼が最近、キモキャラから脱却。《能力が高いからこそ出来ること》《人柄がいい》《何気に三高》などなど、多くの視聴者から好感度の高いコメントが集まっているのだ。
芸能界にはいつも“キモキャラ枠”が存在してきた。少し上の世代では出川哲朗(58)や江頭2:50(56)などがいたが、不思議と彼らはあるとき急に好感度が上昇。出川は今や愛されキャラに。
江頭は多くの人を励ます全力芸人として、それぞれ活躍している。
田中に限らずこうした世間の評価が反転するとき、いったい何が起きているのか。コラムニストのおおしまりえさんは「3つの要素が絡んでいる」と分析する。以下、その理由について語ってもらったーー。
■芸としてのキモさを貫く
「キモい」といわれるキャラで人気を集める芸人さんの多くは皆さんも知っての通り、ある程度そのキャラを演じています。