2022年3月3日 06:00
【3回目接種】副反応の実態1070人緊急アンケート 40代女性で発熱最多に
(写真:共同通信)
接種対象者が高齢者以外にも拡大され、本格的に実施が始まった新型コロナウイルスワクチンの3回目接種。政府の発表によると2月22日時点で、3回目接種を受けた人は、1,983万3,692人。これは全人口の15.3%にあたる。
ワクチン接種において、多くの人が気にするのが「副反応」。今回は1、2回目の接種と異なるワクチンも打てるが、組み合わせによって副反応に違いがあるという報道も気がかりだ。
■女性のほうが圧倒的に副反応が出やすい!
そこで本誌では、3回目接種を受けた全国の男女1,070人(男性505人、女性565人)を対象にクロス・マーケティングのQiQUMOなどを使い、副反応について緊急アンケートを実施した。
アンケート全体で見ると、副反応が「あった」と回答した人が51%、「なかった」と回答した人が49%と、副反応が出た人のほうがわずかに多かった。さらに、副反応が「あった」と答えた割合は男性よりも女性のほうが高い。
女性に副反応が出やすい理由を、ナビタスクリニック理事長の久住英二医師はこのように推測する。
「副反応のメカニズムについては、まだわかっていないことが多いためあくまで仮説ですが、女性ホルモンであるエストロゲンの存在、体脂肪の量や体格の差が副反応の出現頻度に影響を与えている可能性があります」