2022年3月10日 15:50
雅子さま ウクライナ情勢に沈黙の陰に秘めたゼレンスキー大統領夫妻との交流
天皇陛下の会見でのご発言にあった“緊張関係”は、ウクライナが置かれた状況を念頭においたものでしょう。一日も早くロシアが侵攻を中止し、ウクライナに平和が戻ることを願われているはずです。欧州各国の王室の“反戦の輪”に加わり、ウクライナの力になりたいという思いを強くお持ちでしょうが、声を上げることができないことに、葛藤されているのではないでしょうか」(皇室担当記者)
侵攻から10日間で、ロシア軍の攻撃により死傷した子供は、国連が確認できただけで数十人に上る。また、食料や飲料水の不足も起こっており、国内にとどまっている子供たちの健康状態も不安視されている。
ウクライナでは防衛態勢強化のため、18〜60歳の男性の出国は制限されている。そのため、女性や子供たちだけで国外へと避難し、家族が離れ離れになることも少なくない。なかには、12歳の女の子が幼い弟と妹を連れて国境を越えてきたケースもあるという。
雅子さまは’18年12月、55歳の誕生日の感想で次のように綴られている。
《最近、国内では、子供の虐待や子供の貧困など、困難な状況に置かれている子供たちについてのニュースが増えているように感じており、胸が痛みます。