【値上げ商品カレンダー】日用品から公共料金、保険料まで38品目
も、4月1日から12円にアップ。食料品以外にも、衣料品や自動車用のタイヤ、トースターなどの家電製品、バス運賃の値上げが予定されている。
5月以降は、原油価格高騰の影響から、加工食品以外に生鮮食品の値段も上がることが予想される。国内のビニールハウスなどで栽培されている果物や野菜を中心に、燃料費や配送コストの上昇が見込まれるためだ。魚介類も例外ではなく、漁船の燃料代の高騰がダイレクトに響いてくる。
「庶民の味方、100円ショップも100円で販売する品数が減って、200円や300円の価格帯の品物が増えてくることが予想されます。あるいは、値段を据え置いたまま内容量を少なくして販売する『ステルス値上げ』が顕著になってくるかもしれません。今までもお菓子などでステルス値上げは見られましたが、たとえば、今までと同じコーヒーのドリップパックでも安い豆を使ってグレードを落として販売することも考えられます。
今後、原材料費や燃料費の高騰に耐えられなくなってきたら、メーカーはダイレクトに価格に転嫁してくるでしょう」
原油価格の高騰といえば、思い起こされるのが、’70年代に起きた“オイルショック”だ。