値上げを乗り切るための節約技10選「お米中心の食生活に切り替えて」
昨年から続く“値上げラッシュ”は、この4月からがいよいよ本番。身近な日用品から嗜好品、公共料金まで……値上がり品目を事前に把握して、家計の防衛策をしっかり立てておこう――!
「これから、私たちの生活に関わる多くの商品の値段がじわじわと上がってきます。しかも、この値上げラッシュは今年で収まるどころか、数年にわたって続くことが考えられますので、今までどおりのお金の使い方をしていますと、家計がもたなくなってしまう恐れが出てきます。’22年は、抜本的な生活の見直しが必要になってくるでしょう」
そう警鐘を鳴らすのは、世界の経済事情に詳しい経済評論家の加谷珪一さん。値上げは生活必需品にとどまらず、光熱費や地下鉄などの運賃、民間保険の保険料にも及ぶという。
家計を預かる主婦にとって“値上げ”は頭が痛いが、「できることはあります」と言うのは、節約アドバイザーの丸山晴美さん。
「まず、食費の予算は1カ月に1人あたり2万円が理想。外食費を交際費や遊興費に組み入れる家庭もありますが、それでは支出は抑えられません。
“貯め体質”の家計をつくるためには、食費の中に外食費を含めてやりくりをしましょう。