くらし情報『西島秀俊“民放ドラマ5年出演NG”時代も…アカデミー受賞までの過酷な下積み生活』

2022年3月29日 06:00

西島秀俊“民放ドラマ5年出演NG”時代も…アカデミー受賞までの過酷な下積み生活

“報われない恋”に苦悩する難役を演じ切り、早くも演技派俳優として頭角を現したのです」(テレビウオッチャー・桧山珠美氏)

一躍脚光を浴びた西島。このまま順風満帆に進むと思いきや、一転、試練の道を歩むことに――。

「当時の西島さんは大手芸能事務所に所属していましたが、演技力で勝負したい西島さんと、“イケメン俳優路線”で売ろうとした所属事務所との方向性の違いが表面化。その結果、彼は’97年に現在の事務所に移籍しました。その“移籍条件”が『民放ドラマ5年間出演NG』だったと伝えられています。そのため西島さんは華やかなテレビドラマから離れ、小劇場や自主作品映画に出演していました」(テレビ局関係者)

自らの固い信念によって、俳優活動が制限されることに。20代後半の西島には焦りもあったはずだが、彼はこう回想している。

《20代、30代は仕事のない時期が長かったので、今は仕事があることが幸せで楽しくて仕方がない。
現場が一番好きです。仕事がない頃には、毎日映画館へ行っていました。当時、黒沢清監督が映画館で3,000本以上観ているとおっしゃっていて。3,000本観るには、1日1本観ても10年近くかかる。

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