2022年3月30日 11:00
雅子さま 再び皇室外交の最前線へ!“盟友”外交官から「3連続ご進講」
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「母の『生まれてきてくれてありがとう』という言葉に掛けて、私も『生んでくれてありがとう』と伝えたいと思います」
3月17日、初めての記者会見に臨まれた愛子さま。20年前、雅子さまが目を潤ませながらご出産時のお気持ちを語られていた。その言葉になぞらえて、母への感謝を述べられたのだった。
30分に及ぶ会見で、ほとんど原稿に目を落とすことなくお話しになった愛子さま。ご自身の長所を「強いて申し上げるなら、『どこでも寝られるところ』でしょうか」とお話しになるなど、ユーモアも光った。
精神科医で立教大学教授の香山リカさんは、会見でのお話しぶりに親子の絆を感じたという。
「今回の会見は、愛子さまが天皇皇后両陛下とご一緒に作り上げられたという印象を受けました。真面目でありながらもユーモアを交えたお話しぶりは、天皇陛下や雅子さまの会見のスタイルを取り入れられたのでしょう。
雅子さまは、ご自身の体調が万全でないなかで愛子さまのことを最優先に、子育てされてきました。批判を浴びながらも登校への付き添いをされたこともありました。立派な会見をご覧になって、雅子さまは達成感というか、これまでの努力が報われたというお気持ちになられたと思います。