2022年4月9日 15:50
Nirvanaとも共演!少年ナイフ語る40年の歩み「世界初の配信ライブに立ち会った」
「バンドを長く続けようとも、すぐ辞めようとも考えていませんでした。バンドをやっているのは、面白いし楽しいからです。目先の目標をコツコツこなしていったら40年。周りの人に教えてもらって、初めて『えー、そんなに経っていたのか!嘘みたい』と思いました」
こう語ったのは、ロックバンド・少年ナイフのなおこだ。
少年ナイフはなおこが中心となり、妹のあつこ、そして友人のみちえとともに1981年12月に結成されたバンド。お菓子や動物をモチーフにした歌など、ユニークな音楽性は当初から海外で高く評価されることに。そして海外進出が珍しかった80年代後半から、すでにアメリカやイギリスで大活躍。さらに伝説のミュージシャン・Nirvanaのカート・コバーンやラモーンズからもラブコールを受け、共演を果たしている。
そんな“生きる伝説”ともいえる少年ナイフは昨年、結成40周年を迎えた。なおこは結成当初をこう振り返る。
「両親の世代、特に母親は『女の子がバンドするなんて!』という気持ちが強かったみたいです。だからバンドの練習に行く時も、見つからないようにしていました。ギターだけ家の門の外に置いて、『行ってきまーす!』と普通に出て行って、親の見えないところでギターを担いで出かけていました。