2022年4月13日 11:00
クランクアップ直前に上白石、深津、川栄が現場に揃い踏み!『カムカム』泣ける5大秘話
(前出・桧山氏)
数々の“金言”でひなたを鼓舞し続けた大部屋俳優の伴虚無蔵。だが、松重豊(59)は虚無蔵を演じるにあたって戸惑いを抱いていたという。
「松重さんは“5万回斬られた男”として知られる福本清三さん(享年77)を、虚無蔵に投影させていました。大部屋俳優の悲哀ある世界観を表現するのに試行錯誤したといいます」(前出・制作関係者)
さらにもうひとつ、松重を戸惑わせたことが……。
「算太を演じた濱田岳さん(33)について、『自分よりも年上の役をやっている!』と誰よりも驚いていました。3世代100年物語を描くからこそのキャスティングに、感慨深い思いを抱いたようです」(前出・制作関係者)
■上白石を歓喜させた祖父母の「朝ドラ愛」
【4】『オードリー』岡本綾“再出演”
歴代の朝ドラが登場することで、それぞれのヒロインたちの時代が映し出された『カムカム』。なかでも2000年代に入ったことを示唆した『オードリー』(第63作目)は、ヒロインを演じた岡本綾(39)がブラウン管の画面に大きく映し出された。
「本作も同じく舞台は京都・太秦で、映画製作に情熱をささげたヒロインの半生を描いた物語でした。