くらし情報『コロナ5類引き下げで医療費が自己負担になる可能性』

2022年4月21日 06:00

コロナ5類引き下げで医療費が自己負担になる可能性

コロナ5類引き下げで医療費が自己負担になる可能性


「第6波の主流だったオミクロン株(BA.1)より、18%以上も感染力が強いステルスオミクロン株(BA.2)への置き換わりが急速に進んでいます。さらに4月11日には、感染スピードがBA.2より約12%早いといわれるXE系統の感染者が、国内で初確認されたと発表されました。そんななか、岸田首相が新型コロナを『2類相当』から『5類』に見直す決断をしたと『ダイヤモンド・オンライン』が報じました。さまざまな規制を取り外し、経済を動かすほうに舵を切るということです」(医療ジャーナリスト)

新型コロナは「新型インフルエンザ等感染症」に分類されている。感染症法上では、結核やSARSなどが該当する2類に相当する扱いとなっている。

現在、医療費の公費負担や入院勧告、外出自粛要請などの措置が行われているが、季節性インフルエンザに該当する5類に引き下げられると、こうした規制は全てなくなることに。

厚労省関係者が打ち明ける。

「たしかに、最近になって官邸から『5類へ』という声が聞こえてくるようになりました。
岸田内閣の支持率は安定していますし、夏には参院選を控えているので、コロナの感染者や濃厚接触者への行動規制を緩めて、経済を動かす道筋をしめし、財界や国民の人気につなげたいのでしょう」

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