2022年4月28日 11:00
中学教員がプールに2カ月半“給水放置”も賠償額は半額でOKだったワケ
先日、報じられた横須賀市立馬堀中学校によるプールへの“給水放置”。各メディアによると、同中学はプール管理の担当教員が新型コロナウイルスの感染を防ぐため、プールの水を常に入れ替える必要があると勘違い。その結果、約2ヵ月半の間プールの給水栓を開けたままにし、約423万8千リットルの水道水が流失したという。
そして、放水が続けられた下水道料金の損失額は348万円に上り、横須賀市は損失の半額を担当教員(約87万円)、校長(約43万円)、教頭(約43万円)の3人に請求した。
SNSでは2カ月にわたって給水を放置したにも関わらず、半額しか補償しないことに対して疑問の声が続出した。
《なぜ半額なのか?横須賀市民にどんな落ち度があるのか?明確に示すべき》
《甘ったれた公務員センセー、半額ではなく全額払わせるべきだよ》
《学校の先生だけでなく、公務員は電気代・ガス代・水道代・その他設備の維持・管理費含め、自分たちの所属する組織が、どのような支えがあって成り立っているのか自覚する必要があると思います。タダではないんです。元は税金ですからね》
過去には自ら申し出て、プールの栓を締め忘れた水道代の全額を弁償した事例があった。