2022年5月18日 06:00
伝説のNSC講師語るアインシュタイン稲田の“容姿イジり”が炎上しないワケ
本多氏は「見た目をネタにしなくても、工夫すれば笑いはいくらでもとることができます。芸人はその技やテクニックを考えてほしいですね。逆に今は“見た目以外のネタで笑わせる技を磨くチャンス”だと考えてほしいんです」と明かす。
■アインシュタインが笑いを取れるのは、愛情をもって面白がっているから
いっぽうで本多氏は、アインシュタインの稲田直樹(37)についてこう語る。
「彼がNSCに入学してきた時は、ビックリしました。髪の毛薄いし、顎がとんがっているし……。いわば、“武器をいくつも持っている”状態だったんです。ですが、はたして“それが笑いに繋がるのか”という心配もありました。
なので、『武器だと思うけど、細心の注意を払って使わないとアカンよ』と言ったのを覚えています」
そんな稲田は’19年の『よしもとブサイクランキング』で1位に輝いた際、会見で「僕はプロのブスです。だから何を言われても大丈夫ですが、間違っても一般の人に『アインシュタインの稲田に似てる』とか絶対に言わないでください」と訴えていた。本多氏は「稲田君の話したことは、名言やと思います」といい、こう続ける。
「稲田君がそう言えるようになったのは、相方の河井ゆずる君(41)