【4回目接種】対象はどんな人?高血圧、BMI30以上は60歳未満でも検討を
大阪市は3回目接種から5カ月が経過した18歳以上の全住民に接種券を郵送するが、対象者以外は接種できない。埼玉県戸田市では60歳以上の人だけに接種券を送付するという。
「18歳以上59歳以下で基礎疾患のある方が4回目接種を受けるには、接種券の送付を申請する必要があり、それに関する案内を全戸に配布しています」(戸田市新型コロナウイルスワクチン接種対策室)
つまり現状で示されている方針に沿えば、59歳以下の人はワクチンを接種したほうがよいか医師に相談して判断し、場合によっては接種券を取り寄せる必要がある。
そこで、本誌は4回目接種をすべきかどうかを判断するためのチェックリストを作成した(画像参照)。まずは自分が打ったほうがいいのかどうかを確認し、かかりつけ医などに聞いてみよう。
これらの基礎疾患はなぜ重症化リスクを高めるのだろうか?
「コロナは肺炎を引き起こしたり上気道に炎症を起こすことがわかっていますから、呼吸器に疾患がある場合は注意が必要です。たとえば、肺気腫やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)など。ぜんそくは重症化リスクにはそれほど関係ないことがわかってきましたが、治療をしている場合はかかりつけ医に相談してみるとよいでしょう」