くらし情報『「皇室と沖縄」本土復帰50年で振り返るちゅら交流史写真』

2022年5月21日 06:00

「皇室と沖縄」本土復帰50年で振り返るちゅら交流史写真

18年、沖縄ご訪問時には必ず最初に糸満市の国立沖縄戦没者墓苑に供花される /(C)JMPA

18年、沖縄ご訪問時には必ず最初に糸満市の国立沖縄戦没者墓苑に供花される /(C)JMPA



太平洋戦争で国内唯一の地上戦が行われ、戦後はアメリカ統治下にあった沖縄。5月15日、’72年に本土復帰を果たしてから50年を迎えた。

苦しんできた沖縄の人々に心を寄せ、訪問を望まれていた昭和天皇はご訪問直前に体調を崩され、その思いを遂げることはできなかった。昭和天皇のお気持ちを継承されたのが上皇陛下と美智子さまだ。

上皇ご夫妻が初めて沖縄を訪問されたのは、本土復帰の3年後。皇太子ご夫妻として沖縄国際海洋博覧会に出席されるためだった。この訪問中、沖縄戦で犠牲になった女子学生をまつるひめゆりの塔へ拝礼された際に、潜んでいた過激派から火炎瓶が投げられるという事件が起きている。上皇ご夫妻はそれでも日程を変更なさらずご公務を完遂された。


その後も、上皇ご夫妻はさまざまな形で沖縄に心を寄せられ、ご訪問は11回を数える。ご在位中、最後のご訪問となった’18年には、多くの県民がご夫妻を笑顔で迎え、感謝の気持ちを表した。

上皇ご夫妻の沖縄へのお心は、天皇皇后両陛下と愛子さま、秋篠宮ご一家に引き継がれている。

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