くらし情報『伝説のお笑い講師語る“痛みで笑いとるバラエティ”の問題点「イジメの構図そのもの」』

2022年5月21日 06:00

伝説のお笑い講師語る“痛みで笑いとるバラエティ”の問題点「イジメの構図そのもの」

痛みを伴う笑いに警鐘を鳴らしたBPO(公式サイトより)

痛みを伴う笑いに警鐘を鳴らしたBPO(公式サイトより)



「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」に関し、4月15日に否定的な見解を示したBPO青少年委員会。

この見解では「刺激の強い薬品を付着させた下着を、若いお笑い芸人に着替えさせ、股間の刺激で痛がる様子を、他の出演者が笑う番組」や「深い落とし穴に芸人を落とし(ここまではドッキリ番組の定番であるが)、その後最長で6時間そのまま放置するというドッキリ番組」について言及。

これらの事例に対し、同委員会は「人間を徒らに弄ぶような画面が不断に彼ら(青少年)の日常に横行して、彼らの深層に忍び込むことで、形成途上の人間観・価値観の根底が侵食され変容する危険性」を憂慮。また「苦しんでいる人を助けずに嘲笑する」シーンは、発達心理学と脳科学の研究に基づき「子どもの中に芽生えた共感性の発達を阻害する可能性があることは否めない」としている。

同委員会は見解について、あくまで「番組制作者に対してバラエティ番組の基準やルールを提示することを目的として本見解を出すものではない」という。しかし、バラエティ番組にとっては、今回の声明が一つの転換点となりそうだ。

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