くらし情報『伝説のお笑い講師語る“痛みで笑いとるバラエティ”の問題点「イジメの構図そのもの」』

2022年5月21日 06:00

伝説のお笑い講師語る“痛みで笑いとるバラエティ”の問題点「イジメの構図そのもの」

「ナダル君は番組のドッキリだと知らなかったと聞いています。たとえ知っていたとしても突然繁華街で嫌がる人を拉致するなんて、通報が相次ぐのも当然です。

TBS側は謝罪していますが、あの時、ナダル君はどれほど恐怖心を抱いたでしょうか。これがキッカケで彼が心身の不調を来していたら、番組側はどう責任を取るつもりだったのかを問いたいです。企画を立案したスタッフや、それを許した編成サイドも一般常識についての感覚や思慮が相当欠如しているとしか思えません」

2つ目は’13年7月に行われた、『SHINPUU3 奇跡の確率』(関西テレビ)の収録現場での出来事だ。それは素人男女10名の中からくじ引きで選ばれた人が、目隠しをしたGAG少年楽団(現・GAG)とコマンダンテの芸人5名に平手打ちをし、芸人たちが“叩いたのは誰か”を推理するというものだった。番組側は参加者に「強く叩かないように」と指導していたという。しかしGAG少年楽団の福井俊太郎(41)は首のねん挫、そして坂本純一(38)は左耳の鼓膜が損傷する事態に。
コマンダンテの安田邦祐(38)も軽い脳しんとうとなり、それぞれが全治1〜2週間のケガを負うこととなった。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.