くらし情報『厚労省が意見交換会をドタキャン…脳性麻痺児の母が涙ながらに激怒』

2022年5月29日 13:35

厚労省が意見交換会をドタキャン…脳性麻痺児の母が涙ながらに激怒

厚労省が意見交換会をドタキャン…脳性麻痺児の母が涙ながらに激怒


「国会で制度のことが取り上げられたので、4回目の意見交換会は、初めてメディアを入れて開催する予定でした。ところがその前々日の夜に、突然『準備ができていないので、今回は参加できません』と。前回が3月23日ですから、『2ヵ月も準備期間があったのに?』と思いました。

脳性麻痺の子供を育てていると、通院やリハビリ、学校等への付き添い等で時間の都合を付けるのが容易ではありません。私含め、他の親御さんも忙しい合間を縫って、参加することになっていたのに……」

こう語るのは、『産科医療補償制度を考える親の会』代表の中西美穂さん(41)だ。

産科医療補償制度とは“分娩に関連して発症した重度脳性麻痺児に3000万円を補償する”というもので、妊婦であれば誰でも加入する制度だ。そもそもこの制度は、分娩時の医療事故が多発し、訴訟が増加。それが産科医不足の理由だとし、施行された。
日本医療機能評価機構の公式サイトには、制度の目的が3つ書かれている。

・分娩に関連して発症した重度脳性麻痺児とその家族の経済的負担を速やかに補償します。
・脳性麻痺発症の原因分析を行い、同じような事例の再発防止に資する情報を提供します。

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