くらし情報『修学旅行生の美術鑑賞はNG?破損事件で論争勃発「廃止すればいい」「体験の機会奪わないで」』

2022年6月10日 06:00

修学旅行生の美術鑑賞はNG?破損事件で論争勃発「廃止すればいい」「体験の機会奪わないで」

修学旅行生の美術鑑賞はNG?破損事件で論争勃発「廃止すればいい」「体験の機会奪わないで」


現在、新潟県十日町市と津南町で開催されている「越後妻有 大地の芸術祭2022」。展示された作品2点が、修学旅行で訪れた新潟市の中学生たちに破損され波紋が広がっている。

報道によると、破損した作品の1点「LOST#6」(作者 クワクボリョウタ氏)は全損し修復が困難な状態とのこと。もう1点の「Wellenwanne LFO」(作者 カールステン・ニコライ氏)は仮修復が完了し、すでに展示が再開されている。

美術館側は警察に被害届を出しているといい、作品を所有する十日町市は新潟市に修理費用などを求めて損害賠償請求する方針だと報じられている。その一方で十日町市は、今後も修学旅行生の受け入れを継続していく意向だという。

BSN新潟放送の記事では作品が破損した経緯について、「生徒が作品を踏んだようだ」と教員から美術館に報告があったと報じている。ただ、実際には故意もしくは過失だったかなど、詳細については公表されていない。


■修学旅行で美術館はNG?SNSで広がる論争

そんななか、SNSでは修学旅行生が美術館などに訪れることの是非について議論が巻き起こっているのだ。

学校行事の一環として生徒たちが文化芸術や産業にふれ、見聞を広める目的で行われる修学旅行。

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