2022年6月23日 06:00
防災専門家が推奨「水害のときに命を分ける『2つの荷物』作り方」
調べたい地域の住所を入れる(ハザードマップポータルサイトより)
大雨やゲリラ豪雨が懸念される季節がやってきた。地球温暖化の影響か、豪雨や洪水などの水害が近年相次いでいる。はたして、どのように備えるべきか。
「家を購入する際は各自治体で公表しているハザードマップなどを見て検討すべきです」
そう語るのは、YouTube「そなえるTV」を運営する、備え・防災アドバイザーの高荷智也さん。
「地震の予知と違い、水害の被害予想はかなり正確です。これまでの『想定外の雨量』による被害状況を見ても、ハザードマップの予想とほぼ一致しています」
ハザードマップはインターネットで簡単に確認することができる。「ハザードマップ」と検索すると、「ハザードマップポータルサイト」の検索結果が出てくるので、自宅の住所を入力。大雨や台風時のリスクを調べたい場合は「洪水」「土砂災害」「高潮」をクリックすれば、地図上でリスクのある場所が色を変わって表示される。
すでに住んでいる場合が”リスクエリア”だった場合はどうすればいいのか。
「ハザードマップでは、浸水エリアや深さも表示されるので、避難場所へ行くのか、浸水の及ばない自宅の2階、3階に避難するのか、水害の際の避難方針を立てること。