2022年6月24日 15:50
「デジタル地域通貨」で節約&地元応援 世田谷区では5%還元!
最近、特定の地域で使える「デジタル地域通貨」が増えてきました。以前は紙の地域通貨が主流で、使い忘れや紛失、おつりが出ないなど使い勝手のよくない面もありましたが、今は○○ペイなどに似た決済アプリになって使い勝手も向上し、期間限定のプレミアム特典などをつけやすくなりました。
そんな「デジタル地域通貨」について、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれましたーー。
■地元の活性化を狙い、地域でさまざまな取り組みが
岐阜県高山市、飛驒市、白川村で使える「さるぼぼコイン」は、PayPayなどが浸透する前、’17年に利用が始まったデジタル地域通貨の草分け的存在です。アプリにお金をチャージすることがさるぼぼコインへの換金とみなされ、店頭のQRコードを読み取って支払います。
ふだんはチャージ金額の1%を上乗せしてさるぼぼコインが発行されますので「現金より多少お得」ですが、7月6日~8月末は高山市プレミアム付き商品券「みんなで応援商品券」と連動。1万円で、1万5000円分のさるぼぼコインに1回換金できる、還元率50%ものプレミアム特典がつきます。
東京都世田谷区の「せたがやPay」でも「地元でつかって5%キャンペーン」