くらし情報『ディスコの“お立ち台”から男性を見下ろし抑圧を発散!』

2022年6月26日 06:00

ディスコの“お立ち台”から男性を見下ろし抑圧を発散!

(写真:読売新聞/アフロ)

(写真:読売新聞/アフロ)



住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、ボディコンを着て踊ったディスコの話。活躍する同世代の女性と一緒に、“’80年代”を振り返ってみましょうーー。

■“お立ち台”から男性たちを見下ろして発散

「テレビや雑誌といったマスメディアの発信する流行に、多くの人が追随する−−。マーケティング用語である“バンドワゴン効果”はディスコにも見られました」

そう話すのは、世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(54)。

ディスコブームは、大阪に1号店をオープンし、’84年に東京へと進出した「マハラジャ」が火付け役となり、「ジュリアナ東京」(’91〜’94年)まで続いた。

「大学生も大挙してディスコへ出かけました。今の若者は地元志向が強いですが、’80年代の首都圏の大学生は、地方出身者が半数かそれ以上。そんな“上京組”にとってディスコは、都会にいることを実感させる場所だったのです」

バイト先の先輩、有名大学のおしゃれな男子学生などの人脈を駆使してパーティ券を入手し、バイトでためたお金で買ったボディコン服で着飾って、入口での黒服による服装チェックをくぐり抜け入店することが、イケてる女子大生への登竜門だった。

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