くらし情報『ディスコの“お立ち台”から男性を見下ろし抑圧を発散!』

2022年6月26日 06:00

ディスコの“お立ち台”から男性を見下ろし抑圧を発散!

「大学への通学時、駅のコインロッカーに服を預け、夜、公衆トイレなどで着替えてから、ディスコに繰り出したりしたものです。車を持っている彼氏に送り迎えしてもらっていた人も多いでしょう。一方、社会人は残業後、夜の10時ぐらいから深夜まで遊び、翌朝には普通に出社していました」

栄養ドリンクの“24時間戦えますか”というキャッチコピーが話題になったのも、この時代。

「ディスコミュージックがガンガン流れる中、学生も社会人も一緒になり、みんなが本気で踊る。つまり『乾杯』と同じなのです。今は“乾杯は、みんながビールじゃなくても、カシスソーダやウーロン茶の人がいてもいいじゃないか”という時代。でも当時は、全員がビール片手に乾杯することで、一体となって盛り上がりました。ディスコでも、同じ空間の中、似たような服装で、お決まりのポーズで踊っていました。
そして明日からまた頑張って日本を豊かにするんだーーと、みんなが一つの方向に向かっていたのです」
さらにディスコは、女性が輝ける場所でもあった。

「当時の多くの女性は、ドライブでは“助手席の華”、酒席では“男性へのお酌係”という扱いでした。しかしディスコには“お立ち台”があり、女性はそこから男性を見下ろすことができたのです」

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