「同性愛は依存症」冊子配布で神道政治連盟に批判殺到も…担当者は「差別の目的はない」
「神道政治連盟国会議員懇談会」の会合で配布された冊子に“LGBTに対する差別的な文章”がつづられていると6月29日に報じられた。
「神道政治連盟とは、全国各地の神社が参加する宗教法人・神社本庁の関係団体。そして、その国会議員懇談会とは神政連の理念に賛同する国会議員によって構成されています。懇談会には262名もの国会議員が会員として名を連ねていますが、その大多数が自民党の議員です」(全国紙記者)
一般社団法人fairの代表理事・松岡宗嗣氏がYahoo!に寄稿した記事によると、冊子にはこうあったという。
「同性愛は心の中の問題であり、先天的なものではなく後天的な精神の障害、または依存症です」
「(同性愛などは)回復治療や宗教的信仰によって変化する」「世界には同性愛や性同一性障害から脱した多くの元LGBTの人たちがいる」
「LGBTの自殺率が高いのは、社会の差別が原因ではなく、LGBTの人自身の悩みが自殺につながる」
「性的少数者のライフスタイルが正当化されるべきでないのは、家庭と社会を崩壊させる社会問題だから」
注目が集まったのは、内容だけではない。実はこの冊子、キリスト教教育学を専門とする弘前学院大学・楊尚眞教授の講演録だという。そのためTwitterには、こんな声が上がっている。
《この講演を行った楊尚眞氏はキリスト教学者のようだ。
なぜ「神道」の政治団体でこうした言説が採用されているかという点に疑問を感じる》
《神道系がキリスト教系の教授の講演録を配るとか何が何やら…》
《なんで神道の団体がキリスト教の思想を推すのかなと思った》
そこで本誌は神道政治連盟に楊氏が講師を務めるにいたった経緯について問い合わせると、担当者はこう答えた。
「楊氏はキリスト教の方です。いっぽう、大学教授でもあります。性的少数者の問題をずっと研究されている方ですので、キリスト教徒というよりも講師としてお話をしていただきました」
さらに担当者は、会合の趣旨をこう明かした。
「いま性的少数者の話題がたくさん上がっていますよね。海外ではトランス女性(男性として生を受けた、性自認が女性であるトランスジェンダーのこと)と呼ばれる方々がスポーツをして、いい記録をとって、『普通の女性が不公平じゃないか』という声も上がっています。問題が起こっているならば、理解を深める必要があります。そこで会合を開きました」
担当者は「一部の報道では、楊氏のことを差別的だといいます。
ただ楊氏は講演に際して『私には差別の意図はございません』とハッキリおっしゃっています。講演録の方にも、そういう風にきちんと書いております」という。さらに「私たちも差別的な目的で会合を開いたわけではありません。あくまで理解を深めるためです」とも述べる。
では神道政治連盟や楊氏にとって、差別の定義とはどんなものだろうか?そう尋ねると、担当者はこう答えた。
「私たちも何が差別なのか、わからないところがあります。『差別は許されない』という法律があります。しかし何が差別で、何が差別でないのか。
それを理解していないと、本人として差別のつもりのないことですら、差別として捉えられるかもしれない。“何が差別なのか”を明らかにすることで、トラブルに巻き込まれることもなくなるのかなと思います」
差別の定義はわからないものの、「差別ではない」という神道政治連盟。懇談会の議員らは、同じように冊子を受け止めたのだろうか。
提供元の記事
関連リンク
-
旅行する妻が許せず【家の鍵を替えた】夫!?しかし⇒妻「えっ、キモッッ!!」夫「あ、間違えた…!」恥をかいたのは“夫”だった話
-
【オールスター感謝祭】「名探偵津田」幕開けの決定的瞬間 『VIVANT』公式Xが公開
-
《酒を片手にタクシーでガールズバーへ》消えた大河俳優 芸能界引退→2度の離婚後に“意味深投稿”→アルコール依存症、借金生活を経て“芸人転向”の現在地
-
new
Aぇ! group佐野晶哉プロデュースの夏旅が完結 浴衣姿で夏祭り満喫、思い出のコルクボードも完成
-
「ゲームをやめられない」正体は脳の暴走?小児神経科医が解説するゲーム障害と家庭でできる5つの対策【第45回日本思春期学会総会・学術集会】