【ポップな心霊論】「メタバースって“あの世”みたい…」
(イラスト:マユボンヌ)
その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!
【昨今のデジタル化に霊感芸人の僕が思うこと】
最近、いろいろなものがデジタル化されてますよね。技術の進歩によって、ネット上の仮想現実がどんどん、リアルな世界と遜色なくなってきている気がします。
メタバースなんて言い方もしますけど、僕はなんだか「あの世」を作ってるみたいだなって思うんですよね。
もしも、人間の意識をデジタル化できたら、たとえ肉体が死んでしまっても、ネット上ではずっと生き続けられるわけですし。魂のデジタル化みたいなものですよね。
もしかしたら、メタバースが発展していくと、魂が肉体に宿るっていう認識さえもなくなって、リアルな世界では誰も魂を持ってないなんて時代が来たりするかもしれません。
個人的には興味のある分野なんですが、本当にそうなったらかなり怖いなって思います。
ちなみに、もう20年以上霊視を続けている僕からすると、世の中の人たちの幸福度は、少しずつ下がっていってる感じがするんですよね。
それがデジタル化と関係あるかはなんとも言えませんが、人間が一生懸命作ろうとしている「あの世」は天国なのか、それとも地獄なのか……。楽しみなような怖いような気持ちです。
【PROFILE】
シークエンスはやとも
1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。本連載をまとめた著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売中。
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