【ポップな心霊論】「タクシーの運転手さんから聞いた話が怖すぎた」
(イラスト:マユボンヌ)
その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!
【深夜のタクシーに乗っていたのは……】
これは、タクシーの運転手さんから聞いた話です。
深夜に中年男性を乗せたときのこと。
目的地を聞くと、隣県のパーキングエリアに向かってほしいと言います。
その男性は、なんだか様子がおかしくて、冷や汗をかきながら、ずっと電話で誰かと話しています。
もめているような雰囲気だったので、運転手さんはなるべく内容を聞かないようにしていたそうです。
2時間ほど運転して目的地に着くと、男性は「ここで待っててください」と言って出ていってしまいました。
さびれた場所で、周りに人影もなく不気味でしたが、お客さんを1人で置いていくわけにもいかず、仕方なくその場で待っていたんだとか。
1時間ほど経って、ようやく男性が戻ってきたので、来た道を引き返して都内に戻ったと言います。
翌日、運転手さんに警察から連絡がありました。
なんと、昨夜乗せたあの男性が、遺体で見つかったというんです。
しかも発見場所は、例のパーキングエリア近くの森林。
死亡推定時刻によると、到着後すぐに殺されていたようで、車内のドライブレコーダーにも、帰り道のほうだけ、男性の姿は映っていなかったそうです……。
【PROFILE】
シークエンスはやとも
1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。
自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。本連載をまとめた著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売中。
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