くらし情報『海老蔵 息子の共演者が決まらない…團十郎襲名披露の演目で伝統無視した代償』

2022年8月4日 15:50

海老蔵 息子の共演者が決まらない…團十郎襲名披露の演目で伝統無視した代償

彼の奔放な女性問題ならまだ目をつむっていられるものの、歌舞伎界の頂点・團十郎の襲名披露で、伝統軽視の演目選びをするとは何事だ、と怒り心頭だといいます」(前出・梨園関係者)

とはいえ、この『毛抜』にこだわったのは、当の海老蔵だった。会見でこう語っていた。

「父・十二代目團十郎はこの役を得意としておりました。隔世遺伝というか彼(勸玄)も祖父に似ておおらかな雰囲気がございます。粂寺弾正をやるには持っていないといけない資質です」

後援会関係者は言う。

「もともと松竹は團十郎襲名を来年1月からと考えていたが、海老蔵さんが年内にこだわった。その理由は勸玄くんのモチベーション。襲名披露公演の延期が長引き、彼のやる気を持続できるか不安だったのかもしれません。
そのため、勸玄くんに『毛抜』に挑戦することを勧めたといいます」

前出の梨園関係者は嘆く。

「『毛抜』の共演者が決まらないのは、勸玄くんをフォローする重責をあえて背負いたくないから。“晴れ舞台で、共演者に過度なプレッシャーを与えるのは非常識”だと考える重鎮が多いのです」

海老蔵は團十郎襲名後の決意を周囲にこう漏らしているという。

「『風の谷のナウシカ』を上演した菊之助さんのように新しい歌舞伎を積極的にやっていきたい」

歌舞伎界のトップとして「伝統を守る」ことや「梨園の常識」は重要視していないのだろうかーー。

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