2022年8月9日 18:36
アシュトン・カッチャー「今生きていることは幸運」稀有な難病との闘いを告白
7月25日、LAでの新作プレミアに出席したカッチャー(写真:REX/アフロ)
俳優のアシュトン・カッチャー(44)がナショナル ジオグラフィックの番組「ランニング・ワイルド with ベア・グリルス」に出演し、自己免疫疾患の一種である「血管炎症候群」と診断されていたことを明かしたと、DEADLINEなどが報じている。
「2年前かな。僕は、奇妙でものすごく珍しい型の血管炎に罹ったんだ。その病気のせいで目は見えなくなり、耳も聞こえなくなって、平衡感覚も失ってしまったんだよ」と、カッチャーは番組のホストを務める冒険家のベア・グリルスに語っている。
メイヨークリニックのオフィシャルサイトに掲載されている「血管炎症候群」の解説によると、この病気は「血管に炎症が起こることで血管の壁が厚くなり、血流が制限されることで、臓器や組織に障害をもたらす」という。
「血管炎には多くの種類があり、そのほとんどは稀なものである。1つの臓器のみが侵されるケースもあれば、複数の臓器が同時に侵されることもある。短期間で済む場合もあれば、長期間続くこともある」と、病状にはかなり個人差があるようだとDEADLINEは記事で解説している。