2022年10月13日 06:00
高杉真宙“絶好調”と思いきや「26歳の自分に、絶望してます(笑)」
(撮影:松田忠雄)
「自分にとって、ラブストーリーは今回が初挑戦という気持ちもあり、撮影が楽しみでした。年々演じる役の幅が広がってきて、うれしいですね」
そう話すのは、最新映画『いつか、いつも……いつまでも。』が10月14日に公開される高杉真宙(26)。昨年4月、所属事務所を独立した彼にとって、本作は独立後初の主演作に。
「このタイミングで主演させていただけることに、自分は幸せ者だなあと思いながらやらせていただきました。お仕事のあるありがたさと大好きな映画の現場にいられることの充実感を感じた作品でした」
独立後、役者の仕事だけでは知りえなかった“世間”を学んでいるという。
「一つの作品を作るにしても、見えないところで、たくさんの人たちがいろんな仕事をしている。その理解が深まったのがいちばん大きな変化です。
本来、細かい人間ではないので、周りの人から、『もっとこまめに連絡をください!』と指摘されてしまうことも多々ありますけど(笑)」
本作で演じたのは、海辺の小さな町にある祖父の診療所で医師として働く主人公・俊英。ひょんなことから一家のもとで暮らすことになったヒロインの亜子(関水渚)