2022年10月21日 06:00
円よりドルのほうが安く航空券が買える!?ANA広報が語った“裏技”の真相
(写真:時事通信)
コロナ禍によって苦境に立たされていた旅行業界。しかし、長らく猛威を振るったオミクロン株も落ち着きを見せ、10月から47都道府県で全国旅行支援が開始されるなど、活気を取り戻しつつある。
そんななか、大手航空会社ANA(全日空)の航空券の“ある購入方法”がネット上で話題を集めている。
きっかけは、10月19日に投稿されたTwitter上の呟き。ANAの予約サイトで航空券を購入する際、日本語表示サイトで日本円を使って購入するより、英語表示サイトで米ドルを使って購入した方が同じ航空券で25%も安いというのだ、
この呟きはたちまち拡散され、《うそでしょ──!!!なんでなんで》《すげぇ裏ワザを見つけてしまった…笑》と“お得な購入方法”に驚く人が相次いだ。
本当にそんなことが可能なのか、本誌でも10月22日の羽田から沖縄(那覇)への片道航空券で検証してみた。
まず、ANAの公式サイトで居住地を東京、表示言語を日本語にして、22日午前8時30分羽田発の便のチケットを調べると、値段は48,310円(10月20日時点)。
次に、居住地をアメリカ・ニューヨーク、表示言語を英語にして、同じ便のチケットを調べると、その値段は238.40ドル。