くらし情報『劇団四季とディズニーが初タッグの新『美女と野獣』が凄いらしい』

2022年11月7日 11:00

劇団四季とディズニーが初タッグの新『美女と野獣』が凄いらしい

衣装もリニューアルされている(撮影:福田ヨシツグ)

衣装もリニューアルされている(撮影:福田ヨシツグ)



劇団四季がディズニーと初めてタッグを組んだ作品『美女と野獣』が千葉・舞浜アンフィシアターで上演中!

同作品は京都での上演から約5年、関東では約9年ぶりの再演。上演に先立ち行われた公開稽古で演出を担当するマット・ウェスト氏が「『美女と野獣』はアップデートされるべき作品」と話したように、台本も演出も舞台美術もリニューアル。なんと新曲まで加えたという。

ディズニー作品は、上演された瞬間にある種「完成」された“世界”となる。その後にリニューアルされるというイメージがない。ましてや新曲が加えられるなど想定外である。

初披露された『チェンジ・イン・ミー』は、主人公・ベルが自身の心の成長を自覚する一曲。2幕終盤にこの楽曲が加わったことで、よりベルの物語がくっきりし、彼女と共に“旅”をした観客の心に前向きな変容をもたらしてくれると感じた。


稽古場取材から約ひと月後、劇場でのゲネプロへ。東京ディズニーリゾートがある舞浜駅は、パーク内に足を踏み入れずとも「夢の国」の空気がただよい自然と心が浮き立つ。

その高揚感のままに始まった『美女と野獣』は、独特な色調の世界観、ユニークできらびやかな衣装をまとっての歌と踊りの見事さ、さまざまな感情を喚起させる名曲に次ぐ名曲……と、さながらミュージカルの“ベスト盤”。

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