くらし情報『岸田首相がNISAの拡充を明言! 資産運用のプロ・山崎元さんが厳選・投資信託3』

2022年12月9日 11:00

岸田首相がNISAの拡充を明言! 資産運用のプロ・山崎元さんが厳選・投資信託3

しかし、プランどおり制度の恒久化、非課税期間の無期限化が実行されたら、思い悩む必要はありません。ずっと非課税で長期投資ができるようになります」(山崎さん・以下同)

NISAとよく比較されるiDeCo(個人型確定拠出年金)も変わるのだろうか。

「iDeCoは自分で運用する金額や方法を決め、自分で作る年金制度です。原則60歳まで引き出せませんが、NISAと同様、運用中の利益の非課税に加え、毎月の掛金が全額控除されて税金が安くなり、60歳以降にお金を受け取る際も税の優遇措置があります。

現在iDeCo加入の上限年齢は65歳ですが、今後は70歳まで引き上げるのが国の方針です。ただ改正の手続きは’24年以降です」

変わっていくNISAやiDeCoを私たちはどう使えばいい?
「NISAやiDeCoは“お金の置き場”です。自分に有利な置き場選びと、運用する金融商品選びを、分けて考えるとわかりやすいと思います」

山崎さんいわく、お金の置き場を決めるのは所得の有無だという。

所得とは、会社員なら収入から給与所得控除などを引いた額で、自営業などは売り上げから必要経費などを引いた額だ。
所得があり所得税などを払う人は、iDeCoに加入すれば、掛金が控除されるので節税になる。

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