2022年12月14日 15:50
「激安の堀出し物が見つかる!」ブランド傘6割引き、高級イヤホン7割引き…物価高騰の今注目される「鉄道忘れ物市」
安く手に入ると話題の「鉄道忘れ物市」
来年1月からティッシュやトイレットペーパーが20%以上値上げされる。
帝国データバンクによると、来年2月には3000品目を超える値上げラッシュが再来するというのだ。
相次ぐ値上げや物価高騰で家計負担が増すなか、「激安の掘出し物が見つかる!」と、注目を浴びているのが「鉄道忘れ物市」。
ショッピングモールなどの特設会場で開催されるというが、いったいどんなイベントなのか。
「名前のとおり、電車や駅構内の“忘れ物”を販売しています。北海道から九州まで、全国をまわりながら期間限定で開催しているんです」
こう話すのは、「鉄道忘れ物市」の主催者で、リサイクルショップ「ラ・ボーテ」代表の上田哲也さん。販売を始めて今年で20年目になるが、ここ最近の物価高騰の背景から人気が急速に高まっており、なかには京都から関東の開催地まで足を運んだ人もいるのだとか。
激安品が多いとなれば気になるところだが、忘れ物が店頭に並ぶまでの過程はどうなっているのだろう?
「電車や駅構内での落とし物や忘れ物の保管期限は、拾得してから3カ月。
その期間に持ち主が見つからない場合、法律により所有権は鉄道会社に移ります。