くらし情報『さまざまな障害のある子供たちのモデル事業を行う「華ひらく」社長・内木美樹さん』

2022年12月18日 06:00

さまざまな障害のある子供たちのモデル事業を行う「華ひらく」社長・内木美樹さん

その夢を実現すべく、高校卒業後には留学準備の専門学校へ進み、19歳で渡米。ネバダ州のリノ市にある、看護学でも有名な短大TMCCへ入学。

23歳で帰国後、コピー機の営業職などを体験。しかし、

「上司からのノルマや罵声があったり。留学したせいで、日本の会社とはこういうもんだと思い込んでいましたが、やがて、いわゆるブラック企業だと気づくんです。

これは自分の思い描いている道とは違う。だったら、会社に縛られない働き方をしたいと、起業に踏み切りました」

’10年11月、たった一人で設立した「華ひらく」は、当初は留学体験を生かして、飲食店のインバウンド向けの接客の英会話教育などを請け負う会社だった。

2年後の春に、日米間の長距離恋愛を続けていた克親さんも帰国して、結婚。


穏やかな夫との生活のなかで、パニック障害もいつしかおさまっていた。

そして、’13年10月8日、長男の尊くんが誕生する。

「主人は会社員で経理を担当していて共働きですから、尊は6カ月から保育園。歩き始めるのが遅いくらいで、なんの心配もなく忙しく毎日を送っていました」

その日常が、2歳になる直前、保育士のひと言で一変する。

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