「ここまで浮かせる!?」浮かせ収納の達人に聞いた!目からうろこの発想で水まわりすっきり
“浮かせ収納″の一番のよさは、掃除がしやすいことですね。特に大掃除の時、物をいちいち動かさなくても一気にキレイにできるので、時短になるんですよ。特に水まわりはすっきり片付けておきたいところですが、どうしても物が集まってしまいます。それなら、ということで思いついたのが、浮かせ収納。物を浮かせてしまえば掃除もしやすくなり、物がどこにあるのかも、一目でわかるので片付けがスムーズになるんですよ。
■浮かせた方がいい!掃除がラクになる場所ベスト3はココ
今、浮かせ収納になっていないおうちは、収納の切り替えチャンス!
大掃除でキレイになった水まわりを、浮かせ収納にすると、こまめな掃除がしやすくなってキレイを長くキープできます。物を直に置かない、壁に貼り付けられるところにはくっつけてみる、そしてなるべく使うところに収納するという動線も考えてみてください。
【1】洗面所→徹底的に浮かせて、水まわりを快適に!
【2】キッチン→浮かせて汚れやすい場所が掃除しやすく
【3】トイレ→狭い空間だからこそ、浮かせて掃除がラクになる
■家族を巻き込む収納テクニックはズバリ「しまいやすさ」
どこに何があるのか、一目でわかるのが浮かせ収納なのです。
使って元に戻すこともラクなので、家族にも片付けを共有。ラクだと継続できます。そして、収納が少ない場所も壁をフルに使って収納が増えることも良いところ。
(1)吸盤の大きさに合わせて手早く厚めに塗る。
(2)貼りたいところに、一気に押し付けて空気が入らないように両手で固定する。
大掃除をした後、床や棚、壁がキレイになったところへ。浮かせ収納生活をスタートしませんか?毎日小掃除がしたくなる収納術、きっと来年の大掃除をラクにしてくれるはず。
【PROFILE】
整理収納アドバイザー 片岡牧子さん
Tidyup代表。
個人邸の整理収納や企業のモデルハウスなどで機能+デザインに拘った整理収納デザインを提供。自宅の収納はシンプルかつ動線重視。
(取材:森岡陽子)