伊東四朗 85歳で円周率1千桁暗記!明かした「記憶力維持」の秘訣
円周率はなんと1千桁まで暗記している伊東さん。円周率の語呂合わせの覚え方で有名なのは、「産医師、異国に向こう産後薬なく産婦みやしろに虫さんざん闇に鳴くころにや弥生急な色草九九見ないと小屋に置く」だ。これで約50桁を言えることになる。
「私は新聞のコラムでこの覚え方を知ったんです。ラジオのゲストに来ていただいた加山雄三さんも偶然同じ覚え方で円周率50桁を覚えていて、盛り上がったこともありますよ。私は50桁をすぐに覚えられたので、70桁まで語呂合わせを作ってみたんです。70桁がうまく作れたので、次は100桁まで、さらに200桁まで……と試行錯誤して無理をして作っていったら、なんと1千桁まで自作の語呂合わせができあがったんです」
■「白米のありがたさはいまだに感じます」
若さと元気の秘訣は、健康的な生活にもある。
「年は取りましたが、私もずいぶん“長持ち”していますよ」
と笑う伊東さん。
まずは毎日の日課である朝のウオーキング。
「これまで1日約8千歩、毎日歩くようにしていたのですが、さすがにつらくなってきました。今は1日5千歩程度にしています。夜明けとともに自宅を出発して、1時間弱歩きます。