2023年1月15日 06:00
日本最高齢出産女性・影山百合子さん、愛息の成人式を独占告白!
の記事では、夫は「20歳以上年下」の「義男さん(仮名)」と紹介されていたが、実はこれは正確ではない。
「彼は中東出身で、年も24歳下です。仮名を使ったのは、当時、それはすさまじい報道ぶりでしたから、少しでも外国人の彼をマスコミから守るための苦肉の策でした」
中東の夫の親族たちは、この結婚に猛反対した。
「なんで、わざわざそんな年上の女性と結婚するんだ」
「もっと若い人と結婚すれば、子供も自然に授かるのに」
それら苦言に深く悩み始めた夫の姿を見て、影山さんは決心する。
「私は子供のころからカトリックだったので、『子供は神からの授かりもの』という考えを持っていました。でも、もう待っているだけじゃダメだと思ったんです」
55歳にして、影山さんは妊活をスタートさせた。
事前の検診でわかったのは、自身の肉体がすこぶる健康なこと。50代半ばにして、虫歯は1本もなく、髪も黒々としている。
「骨密度も20歳並み、ホルモン値は同年代の2倍以上、生理も順調。このデータを知らされて、あの戦争の食うや食わずの時代に、アスリート並みの健康体に生んでくれた両親に改めて感謝しました」
■20代、30代と介護に追われ、50代で彼と出会い、60歳で出産。