双子パンダ・シャオシャオ&レイレイ2022年振り返りアルバム
昨年12月7日のシャオシャオとレイレイ。12月15日の測定では2頭とも体重40キロ超えに(撮影:虎フード。さん)
1歳半となり、ママと離れて暮らす日も近いのでは……と噂されている上野動物園初の双子パンダ・シャオシャオとレイレイ。かわいい成長ぶりを、パンダファンから絶大な支持を得る愛好家・虎フード。さんのベストショットで振り返ります。
昨年3月、一般公開が再開されたころは、木の上にかわいくチョコンと小さく乗っていた双子パンダ。当時、まだ20キロちょっとだった体重も、1歳半となった現在は、シャオシャオが40.9キロ、レイレイが45.4キロ(12月15日測定)と、順調にすくすく育っている。
やんちゃでママにも果敢にじゃれつくシャオシャオに対して、控えめでおっとり、ママに穏やかに寄り添っているレイレイ。
その成長ぶりを撮り続けている虎フード。さんは、写真の美しさや貴重な瞬間を切り取るうまさから、パンダ愛好家の間ではカリスマ的存在だ。
「予測不能に動くパンダを撮れる技術を身につけたい、かわいくきれいに撮りたい、と’11年から年間パスポートを購入し通い始めました。上野で久々に誕生したシャンシャンや、初めて生まれた双子パンダたちに感謝しながら、休みの日に時間が許せば撮影しています」(虎フード。さん)
そんな虎フード。さんの、撮影の極意とは?
「毎回難しく刺激的ですが、重要なのはピントを外さず、フレームアウトしないように撮ること。背を向けて寝ているときは静かに見て、運よくこちらを見て動いていたらかわいいその一瞬を逃さない、というスタンスです。パンダや光の反射の位置が悪ければ、1枚も撮影しない観覧回もあります。粘り、続ける積み重ねの趣味だと思っています」
■双子それぞれの表情
【6月8日】
“緑怪獣”と言われるほど、元気いっぱいなオスのシャオシャオ。珍しくおしゃまにお散歩を。
【7月3日】
竹の葉を一生懸命食べるメスのレイレイ。ママ・シンシンの食べ方に似てきた様子。
【8月4日】
まるで「こんにちはでしゅ~」とこちらに挨拶するような、かわいいしぐさを見せてくれたシャオシャオ。
【12月10日】
木の上で器用にアクロバティックな動きを見せたあと、ドヤ顔(?)を。
■一緒に遊ぶ姿も…
【8月19日】
素早く動いたシャオシャオが突然近づいてきて、びっくりした表情のレイレイ。
【11月29日】
雨が残る運動場で泥んこになったあとも、まだまだ遊び足らずに木に登ってじゃれ合って。
【12月7日】
見つめ合ってひそひそ話をしているような瞬間。木の枝が食い込んだぷりぷりボディに成長ぶりがうかがえる。
■ママにまだ甘えたい♡
【10月4日】
抽選なし観覧初日、レイレイの後を追ってシャオシャオもママのもとへ。シンシンのW授乳は母性を感じる瞬間。
【11月29日】
活発に動いていた双子たち。甘えるようにママ・シンシンのお尻に顔をうずめていた。シャオシャオが木の上で寝始めたのを尻目に、レイレイはママとお食事タイムを。
【11月30日】
後ろからずっとママの背中を見ながら、マネをするように竹の葉を必死に(?)食べるシャオシャオとレイレイ。
今年も仲よく、シャオシャオ&レイレイはすくすく成長中です♪