2023年2月11日 06:00
上戸彩“母”の心境告白「最近は甘えられるようになりました」
5年半ぶりに映画に出演する上戸彩(撮影:井上ユミコ)
「久しぶりに映画に出演できてうれしかったです。阿部サダヲさんは大好きな役者さんだったので、今回初めてご一緒できて、やった!って感じでした」
そう話すのは、2月17日公開の映画『シャイロックの子供たち』で銀行員・北川愛理を演じた上戸彩(37)。映画の現場は実に5年半ぶりだが、池井戸潤原作の作品は『半沢直樹』で経験している。
「半沢の妻は、夫の背中をたたいたり、オーバーなアクションでインパクトを残すお芝居だったと思います。でも、今回の愛理は、個性や味を加えないことを意識し、ナチュラルに銀行員を演じられたらいいなあ、と。阿部さんのサポート役に徹しました」
プライベートでは2児の母。子育てと女優の仕事を両立させ続ける環境が整ってきたと実感している。
「私自身、育児の大変さも実感しましたし、周囲もそれをわかってくれて。
最近は、人に甘えることへの罪悪感が少し軽減されたのかなあと思います。仕事で約束の時間までに帰れなくても、『お願いします』って甘えられるようになって」
子どもが成長しても子育ての大変さは変わらないが、ストレスをためないように心がけているそう。