くらし情報『発がん性物質PFASによる水汚染が全国で…危ない街は114カ所も!身を守る方法は?』

2023年2月16日 06:00

発がん性物質PFASによる水汚染が全国で…危ない街は114カ所も!身を守る方法は?

という。

「明らかになっているところでは、愛知県豊山町、北名古屋市は2年前、国の目標値を超える汚染が見つかり取水場所を変更しています。ただし、これまでずっと汚染された水道水を使っていたわけですから、その影響は残っていると思います。兵庫県明石市も水道水の水源自体が汚染されている場所があって、’25年までに取水場所を変更するなどの対策を取るようです」

浄水場では、PFASなどの有害物質を除去するために、活性炭でろ過するなどの処理を行っているという。

「ただし、活性炭の効果は3年程度で、経年により効果も薄くなっていきます。そのうえ活性炭に吸着したものが出てしまうということもあるので、汚染源自体を突き止めて除去する必要があるのです」

つまり、河川や地下水からPFASが検出されている地域は、現在、水道水から検出されていなくても注意が必要というわけだ。

■蛇口に活性炭フィルター取り付けて自衛を

「問題は、水道水のPFAS調査は義務ではないこと。調査していない自治体の場合、汚染に気づいていない可能性もあります。
また、水源だけでなく農地なども汚染されている可能性があるので、食物を通して摂取してしまうことになりかねません」

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