2023年2月21日 06:00
【さよならシャンシャン】貴重な妊娠中の姿、赤ちゃんのときはピンク色…目撃してきた天使のような幼少時代
妊娠初期でだるそうなシンシン(撮影:青柳有紀子さん)
2月21日、シャンシャンがついに中国に返還されることになり、悲しみの声が広がっている。『パンダ自身』ではこれまで、彼女の軌跡を追い続けてきた。同日発売の『シャンシャン自身』でも掲載された、その愛らしい姿を改めて振り返りたい。
まず始めに、シャンシャンファンの撮影したスクープお宝写真「シンシンママのおなかにいるシャンシャン」。’17年3月31日に撮影されたシンシンだが、この撮影の後、妊娠の兆候が表れ、公開中止となった。貴重な妊娠中の姿なのである。
2月下旬にリーリーとシンシンに交尾活動が認められ、5月23日、上野動物園から観覧中止が発表、6月12日にシャンシャンが誕生した。
当時、ゴロゴロしているシンシンを見て「妊娠初期でだるそうでした」と振り返る撮影者の青柳有紀子さん。
このおなかには、のちにスーパーアイドルとして愛され、みんなを幸せにする赤ちゃんがいたのだ。とても尊い姿を映した貴重な写真である。
お次は、「ふわふわピンクのシャンシャン」。5年ぶりに生まれた待望の赤ちゃんは、生後約半年となった‘17年12月19日にお披露目となった。