2023年2月22日 15:50
高嶋ちさ子 異例の集客力で年商10億円!「死んじゃえばいい」と同業者から陰口も
ヴァイオリンだけで食べていくのは難しいことですし、高嶋さんはほかの人に仕事も与えられているんですから立派ですよ。彼女のコンサートはショーとしてのエンタテインメント。邪道だからダメだということはないと思います」
実際、高嶋は前出のインタビューでこう語っている。
《クラシックのお客さんを私が横取りしているわけじゃないというのは本当です。私のコンサートは、初心者の方とか、テレビを見て来てくださる方がほとんどですから》
■一人勝ちとなった高嶋のコンサート運営術には「3つのポイント」が
新たな客層を取り込んできたと主張する高嶋の“凄腕”には、3つのポイントがあるという。音楽関係者はこう分析する。
「1つ目はスポンサー集めの巧みさ。コンサートの開催にテレビ局をつけています。
『ザワつく!音楽会』にはテレビ朝日、『めざましクラシックス』はフジテレビ。『12人のヴァイオリニスト』は日本テレビが支援しています。それにより、コンサートの制作費や広告費を局側が負担してくれます。有力なスポンサー企業には高嶋さんが直談判することも。『ザワつく!音楽会』にゲスト出演した高橋克典さんと中山秀征さんは子供が3人とも、同じ有名私立大学の系列校に通っている縁で高嶋さんが出演依頼したんです。